第4回日本CNS看護学会学術集会

ごあいさつ

宇都宮明美このたび、第4回日本CNS学会を2017年6月25日(日)にJPタワーにて開催することになりました。開催にあたっては会員の皆様、関係者の皆様に感謝申し上げます。

日本専門看護師協議会は平成19年に発足しました。専門看護師は日本看護協会の認定を受けて、実践・相談・調整・倫理調整・教育・研究の6つの役割を行いながら、看護の質向上と国民の健康の維持・増進のための活動を行っています。1996年に6名の専門看護師(がん看護・精神看護)が誕生し、現在ではその専門分野は11分野1678名(2016年11月現在)にまで拡大しています。その活動範疇は医療施設のみならず、地域・在宅とケアの受け手のニーズに呼応するように拡大しています。

いま日本は他国に類を見ない高齢化に直面しています。これは多疾患並存、病態の複雑化、老老介護などの問題をもたらし、ケアの受け手のQOLの低下が懸念されます。この問題には、医療施設のみ、在宅支援のみでは解決がつかなくなってきており、医療施設と地域・在宅とが協働することで、「治療」「療養」「生活」がケアの受け手を中心に統合され、新たなケアが創生されると考えます。専門性の高い専門看護師が連携し多職種と協働することで従来のケアのあり方に大きな変化をもたらすことを期待しています。

そこで、今回の学会テーマを「地域包括ケアを見据えたCNSのビジョンとミッション」としました。この学会で分野を超えたこれからのCNSの方向性や具体的活動を議論できればと願っております。

多くの皆様にご参加いただきますよう、ご案内申し上げます。

聖路加国際大学大学院 看護学研究科
宇都宮明美